企業、人、未来がつながる
SDGsニュースサイト

SDGsニュース

2021.06.03

花王、新たな「脱炭素」目標を策定 2040年カーボンゼロ、2050年カーボンネガティブをめざす

SBTi「1.5℃目標」を想定して設定、「RE100」申請

花王株式会社(社長・長谷部佳宏)は、脱炭素社会の実現に向け新たな目標を策定し、2040年までにカーボンゼロ、2050年までにカーボンネガティブをめざします。その達成を見据え、SBTi(Science-based Targetsイニシアチブ)*1から2019年に認定を取得した「2.0℃目標」を「1.5℃目標」想定に設定を引き上げ申請すると共に、国連グローバル・コンパクト、SBTi、We Mean Businessが、「1.5℃目標」を設定するよう企業に要請する「Business Ambition for 1.5℃」に署名しました。また、事業の使用電力を100%再生可能エネルギーで賄うことをめざす国際的なイニシアチブ「RE100」にも申請しています。

*1 CDP、国連グローバル・コンパクト、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)の国際的な共同イニシアチブ。企業による温室効果ガス削減目標が、パリ協定にある脱炭素化のレベルと一致しているかどうか、科学的根拠に基づいているかを検証、認定
花王栃木工場 太陽光発電設備

花王栃木工場 太陽光発電設備

花王グループは、製品ライフサイクル全体を通じ、さまざまなステークホルダーと共に環境負荷削減に取り組んできました。2019年4月には、生活者のニーズが高まっている持続可能な暮らしを「Kirei Lifestyle(キレイライフスタイル)」とし、ESG戦略「Kirei Lifestyle Plan(キレイライフスタイルプラン)」を策定。「脱炭素」を含めた19の重点取り組みテーマを設定し、中長期目標を公表しています。

昨今、地球温暖化による気候変動という社会課題に対し、花王が果たすべき責任と役割は大きくなっています。そこで花王は、現在並びに未来の生活者が「Kirei Lifestyle」をおくれるよう、脱炭素社会の実現に向けて新たな「脱炭素」の目標を策定しました。CO2の「リデュースイノベーション」と「リサイクルイノベーション」に取り組むことで、事業活動に伴い排出されるCO2を2040年までにゼロ、2050年までにネガティブをめざします。さらに、社会全体のCO2排出量削減に貢献する製品・サービス、技術の開発を進めていきます。

花王グループの新たな脱炭素目標

2040年カーボンゼロ、2050年カーボンネガティブをめざす

CO2リデュースイノベーション / 2040年カーボンゼロに向けた目標

引き上げ:スコープ1+2*2 CO2排出量(絶対量)を2030年までに55%削減 (基準年2017年)*3

・SBTi「1.5℃目標」に合わせ、2019年に設定したESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」の「脱炭素」の中長期目標である「スコープ1+2 CO2排出量(絶対量)を2030年までに22%削減(基準年2017年)」としていた、削減率を引き上げ
・2006年より導入している社内炭素価格制度の活用により、CO2排出量の少ない設備の導入や再生可能エネルギーの使用をさらに推進
*2 企業・組織が自ら排出する温室効果ガス量
*3 SBTiの「1.5℃目標」を想定して設定、申請中

新設定:使用電力を2030年までに100%再生可能電力化*4

「RE100」に加盟し、従来から取り組んでいる自家消費用太陽光発電設備の導入と購入電力の再生エネルギー化をさらに推進。
*4 「RE100」に申請中

継続:製品ライフサイクル*5 CO2排出量(絶対量)を2030年までに22%削減(基準年2017年)*6

・2019年に設定したESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」の「脱炭素」の中長期目標を継続
・原材料削減、天然原料の利用、節水製品の展開、包装容器のプラスチック使用量削減や再生プラスチックの利用を引き続き推進
*5 原材料調達・製造・輸送・使用・廃棄で排出するCO2量
*6 SBTiの「1.5℃目標」を想定して設定、申請中

新設定:花王の製品・サービスを利用することで社会全体でCO2を削減する量 2030年までに1000万トン

コンシューマープロダクツ事業やケミカル事業における、社会のサステナビリティに貢献する製品・サービスや、技術開発を推進。

CO2リサイクルイノベーション / 2050年カーボンネガティブに向けた目標

16 件
〈 1 / 2 〉

関連記事