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2021.06.20

長野県根羽村の中学生が考案したSDGsプロジェクト「森のテーマパークづくり」の第一弾が完成。

長野県根羽村は、持続可能な森づくり事業の一環としてとして「森のテーマパークづくり」の第一弾を根羽村の生徒と共に完成させました。

長野県根羽村(長野県下伊那郡根羽村、村長 大久保憲一)は、2020年11月に小平株式会社(本社:鹿児島県鹿児島市、代表者:小平 勘太)より企業版ふるさと納税制度で寄付いただいた資金をもとに活動を行い、持続可能な森づくり事業の一環としてとして「森のテーマパークづくり」の第一弾を根羽村の生徒と共に完成させました。

このプロジェクトは地域資源を活用した教育に力を入れる根羽村立義務教育学校根羽学園の9年生が、SDGsの考え方を学んだ上で2030年までの構想を自ら立案。総合学習の時間を活用して地域内の森林組合や事業者と連携し、構想実現の第一歩目として村内の山にツリーデッキやジップラインを設置しました。
森のテーマパークづくり
森のテーマパークづくり
根羽村では森林ESD(持続可能な開発のための教育)に基づき、村内外の子どもにむけての森林資源を生かした教育プログラムで「生きる力の向上」を目指して活動を行っています。今回の「森のテーマパークづくり」においても、森林組合のプロの監修をもとに自ら考え、手を動かしてアイデアを型にする体験をすること、自分の手でものづくりを行う事の難しさや楽しさを肌で体感してもらうことができました。活動資金に関しては、視察時に根羽村の森づくりや教育に対しての方針に共感してくださった小平株式会社様が企業版ふるさと納税制度を通じた寄付により、確保いたしました。

少子化問題を解決するために取り組む、村としての教育魅力化

人口900人の根羽村は年々の人口減少・高齢化に伴い少子化が顕著に表れ2018年時点での小中学校の全校生徒人数が39人、小学3・4年が人数不足により複式学級となっていました。これらを解決するために、根羽村では独自の教育施策を積極的に実施。2019年度からは流域を通じて深い交流のある愛知県安城市と連携を結び、親子で根羽村に山村留学ができる制度をスタートしました。また2020年度には県内の村では初となる小中一貫の義務教育学校を発足しました。

学校では、地域の林業や山村文化と連携した授業の展開や、SDGsにまつわる学習の機会を提供をしており、2019年には内閣府が主催するSDGsまちづくりコンテストにて全国の中学校で唯一の優秀賞を受賞、2020年度は林野庁の「 つたえる、感じる、つながる、森林×SDGsプロジェクト事業」の実施場所として2050年の地域の森林の未来を考えるワークショップを実施するなどSDGs教育に注力をしています。現在はユネスコスクール認定取得に向けての申請も行っております。

こういった活動を行った結果、2021年4月の段階では全校生徒数は小中学校合わせて43人となり、全学年において複式学級も解消される状態にまでなりました。根羽は引き続き教育の魅力化・独自化を進め、少人数×山村地域の特性を生かした教育環境の整備を進めています。

なお、「森のテーマパークづくり」の様子は根羽村公式YOUTUBEにて6月14日より公開しております。

とあるねばの 【Vol.018】 森のテーマパークづくり 長野県下伊那郡根羽村

企業版ふるさと納税を活用した地域創生

今回の企業版ふるさと納税は2020年1月に地域再生計画として認定された「根羽村ひと・まち・しごと創生推進計画」に記載された計画に基づいて、寄付されました。根羽村では教育の魅力化のみならず、関係人口の拡大、森林資源を活用した特産品の開発、再生エネルギーの推進、遠隔医療の導入などを掲げており、持続可能な村づくりに必要なアクションを村外の事業者と連携しながら進めていく予定です。

地域再生計画はこちら
根羽村の企業版ふるさと納税の詳細についてはこちら

寄付企業・小平株式会社 代表取締役 小平 勘太様からのコメント

「2019年に根羽村を訪問して以来、村の方々の前向きな姿勢と新しい取り組みに非常に刺激を受けてきました。弊社拠点のある鹿児島県も少子高齢化や過疎など根羽村と様々な共通の課題を抱えています。企業版ふるさと納税を通じた取り組みで地域間交流が活発になり、地域課題の地域課題の全国的な解決に繋がることを期待してます。」
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