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2021.06.29

汚泥脱水機にさらなる革新をもたらす「ヴァルートデュオ」発売

「ヴァルートデュオ」は、汚泥を崩しながら前に進める筒内閉塞しづらい機構を採用し、対応可能な汚泥種が広がりました。

 汚泥脱水機「ヴァルート(多重板型スクリュープレス)」を開発し、世界の汚泥脱水機市場に新しいジャンルを創出したアムコン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:佐々木昌一)は、「ヴァルート」を大きく改良した新製品「ヴァルートデュオ」を2021年6月25日(金)に発売いたします。「ヴァルートデュオ」は、汚泥を崩しながら前に進める筒内閉塞しづらい機構を採用し、対応可能な汚泥種が広がりました。さらに、消耗部品の寿命を飛躍的に延ばした濾過体を搭載したことで、長期にわたって高い脱水性能を維持し、消耗部品交換量を大幅に削減して環境負荷を軽減します。

汚泥脱水機「ヴァルートデュオ」とは

 汚泥脱水機とは、排水処理の副産物として生じる産業廃棄物「汚泥」から、水分を絞り出し、汚泥の水分率を下げて産廃処分量を削減するための装置です。汚泥脱水機には様々な方式がありますが、従来機「ヴァルート」は低濃度汚泥もそのまま脱水できる高い濾過能力と、どの方式でも欠点となっていた「濾過体の目詰まり」を機械的に防止する機構をもつ日本生まれの汚泥脱水機として、食品、畜産、化学製品、機械部品、繊維、商業ビル、下水処理施設、集落排水処理施設など様々なお客様にご導入いただき、世界76の国と地域で累計4,900台以上を納入しました。従来機は脱水性能を維持するために定期的に消耗部品の交換が必要でした。「ヴァルートデュオ」は新設計のメカニズムにより、この課題の克服に向け大きく前進しました。
ヴァルートデュオ

「ヴァルートデュオ」の3つの進化

1. より幅広い汚泥種でご利用が可能に
 従来機はリングを積層した濾過体に、汚泥の搬送と圧密を担うスクリューを1本搭載した構造となっています。「ヴァルートデュオ」は、ひとつの濾過体にスクリューを2本搭載。濾過体内で各スクリューが逆方向に回転することで汚泥を崩しながら搬送と圧密を行うため、繊維状物質や無機分の多い汚泥でも筒内閉塞しづらくなり、対応できる汚泥の幅が広がりました。
ひとつの濾過体に2本のスクリューを搭載

ひとつの濾過体に2本のスクリューを搭載

2. リングやスクリューなど消耗部品の寿命を飛躍的に改善
 リングやスクリューなどステンレス製消耗部品同士の接触を防ぐため、外部シャフトでリングを駆動。消耗部品寿命を飛躍的に延ばすことができました。処理能力120kg-DS/h※1の機種を8.2年間使用※2した場合で比較すると、従来機の消耗部品総重量は1088kg、「ヴァルートデュオ」は274kgと約1/4に削減。廃棄汚泥量の削減だけでなく汚泥脱水機の消耗交換部品量も大幅に減り、環境負荷を軽減します。
※1… kg-DS/h:1時間あたりの乾燥固形物量
※2… 脱水機の運転条件:1日20時間、月30日稼働として試算
脱水汚泥排出の様子

脱水汚泥排出の様子

3. 長期間に渡って高い脱水性能の維持が可能に
 従来機は定期交換部品の消耗が進むにつれて脱水性能が低下してしまいますが、「ヴァルートデュオ」は脱水性能の低下に繋がる消耗部品の寿命が長いため、長期に渡って脱水性能を維持できます。また、互い違いに作動する双動式のリングを採用し、より高い脱水性能を実現しました。
比較グラフ

製品概要

製品名:ヴァルートデュオ
ラインナップ :HR-241、HR-501、HR-601、HR-701、HR-801、HR-802 の6モデル
能力 :処理量:最小12~最大1840kg-DS/h
含水率:生物余剰系汚泥85%以下、その他汚泥は諸条件により異なる。
回収率:95%以上    
※製品仕様は機能向上のため予告なく変更することがあります。
製品サイト:https://www.amcon.co.jp/voluteduo/
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