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2021.07.08

福山オリエンタルホテルが、福山市立福山中・高等学校の生徒(中学生)と共に循環型社会のスモールモデルを実現します

地域の食の課題を身近に感じ、問題解決の一助となる行動を中学生と共に前向きに考え、実行する

福山オリエンタルホテル(所在地:福山市城見町、ゼネラルマネージャー:加古一之)は、2021年4月より福山市立福山中・高等学校(所在地:福山市赤坂町、校長:高田芳幸)が県教委・市教委の指導のもとで取り組んでいる、「令和3年度 個別最適な学びに関する実証研究事業(外部機関を活用した高度な探究学習)」にて、1年間サン・クレアゼミという形で生徒たちとともに食にまつわる課題について共に学び・考える活動を開始しています。
サン・クレアゼミ
サン・クレアが主催するゼミでは、「循環型社会のスモールモデルを実現しよう!」というテーマに基づき、フードロスの問題に着目し、

1.家庭や給食で出る生ゴミでコンポストを作る
2.そこで出来た堆肥を使って農作物を育てる
3.育った作物で料理をする
4.それを販売して得た利益で苗や種を買う。

という循環にトライするためのプロセスをサポートしています。

1では、7月1日から、福山市立福山中・高等学校の正門横にコンポストに投入する生ごみを集めるためのポストを設置し(休日・雨天は除く6:00-8:00)、生徒および近隣住民の方の家庭で出た生ゴミを収集し始めました。これにより、生徒自身の意識を高めるだけでなく、行動に移すことの大切さや周りを巻き込むことの楽しさを学んでもらえればと考えています。
生ごみを集めるためのポスト
2では、生原商店(所在地:広島市、代表:生原誠之)にもご協力をいただきます。生原商店では、浄水場に流れ着いた天然泥を乾燥・凝縮させて作った土壌改質材「瀬織」を製造しており、コンポストで出来た堆肥と「瀬織」を用いた、農薬や化学肥料に頼らない栽培にチャレンジします。
土壌改質材「瀬織」
生徒一人一人の得意分野や興味関心の高い分野は様々です。
今回のゼミでは、ひとつのテーマに向かって、それぞれが俯瞰し合い、補い合い、協力し合い、みんながパズルのように組み合わさることで、未来に向かって一枚の絵を描くことができればと思っています。
ゼミの様子

サポートの経緯

福山オリエンタルホテルは、2019年より地元の生産者と協力し、この町の自慢の食材がいちばん美味しく輝く料理を提供する地産地消レストランを運営しております。2021年2月には、一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会の認定も受けました。様々なことに取り組む中で、福山や福山近郊の生産者の方々の生産物に対する愛情や想い、食品ロスの問題、地球環境の問題など、農業や漁業、畜産の抱えるいろいろな課題を目の当たりにしてきました。この課題をネガティブに捉えるのではなく、地元の若い世代の生徒たちと共に、何ができるのかを考え、好奇心をもってワクワクしながら行動・発信していけないかという想いがうまれたのがきっかけです。

福山市立福山中・高等学校 個別最適の学び担当(中学校) 五十川恭子教諭の想い

本校では、昨年度から広島県教育委員会が推進する「個別最適の学び」実証研究校として、総合的な学習の時間に「100人100探」に取り組んでいます。
昨年度末に食にまつわる探究活動をしている生徒たちがサン・クレア様と地元の食材を使用した新メニュー開発を一緒に取り組ませていただいたことをきっかけに、今年度はサン・クレア様からSDGs、食にまつわる課題、食品ロスやサスティナビリティについて生徒たちに講話をして頂きました。お話を聞いて、その活動に興味・関心をもった生徒たちが集まりコンポスト作りからの循環型社会モデルの実現の活動を始めました。生徒たちは、最初は何をすればよいか分からず、情報収集をしながら悩む場面も多くありましたが、サン・クレアの吉井様のアドバイスを受け、自分たちにできることを考え動き始めています。
今は、生ごみを利用したコンポスト作りに向けて、生ごみの回収の協力を地域に呼びかけるビラ作りやコンポストを利用しての野菜作りのための苗を全校に呼びかけ苗を分けてもらったり、コンポスト作りに必要な米ぬかを地域からもらってきたりと徐々に自分たちで考え主体的な活動を行っています。
この活動を通して、生徒たちがSDGsについてより深く考え、また将来社会に出たときに必要な資質・能力を身につけ持続可能な社会の作り手になってくれることを期待しています。
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