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2021.07.15

日本初、美大によるSDGs時代の廃棄物循環型経済モデル:多摩美術大学が企業5社との共創プロジェクト始動

廃棄物の発生抑制や、資源や付加価値製品への転換で捨て方を根本から変える「すてるデザイン」を推進ー東京ミッドタウンの新施設「多摩美術大学 TUB」にて、オープンイノベーション本格始動

学校法人多摩美術大学(所在地:東京都世田谷区、理事長:青柳正規、多摩美術大学、学長:建畠 晢)は、2021年5月、株式会社モノファクトリーと企業5社と連携し、循環型社会に向けた共創プロジェクト「すてるデザイン」を立ち上げました。共創プロジェクト「すてるデザイン」は、企業の産業廃棄物に新しい価値や意味を与える美術大学によるサーキュラーエコノミーに向けた新しい取り組みです。2021年4月に東京ミッドタウン内に開所したTama Art University Bureau(所在地:東京都港区、以下TUB)を拠点にした活動です。

企業の産業廃棄物に新しい価値や意味を与える。美大によるサーキュラーエコノミーに向けた新しい取り組み

TUBは、“まじわる・うみだす・ひらく” をコンセプトに、様々なステークホルダーや企業、社会人と行うオープンイノベーションによる新しい価値創出、デザインやアートの力を社会に対して開いていくことを目的としています。この度、オープンイノベーションの第一弾のテーマとして、株式会社モノファクトリーをハブにしながら、伊藤忠リーテイルリンク株式会社、株式会社ナカダイ、ブックオフコーポレーション株式会社、プラス株式会社、他1社と一緒に複数社と連携した社会課題解決型のプロジェクトに臨みます。
すてるデザイン

“すてる”を考え社会や産業を支えていくデザインへ

大量生産・大量消費・大量廃棄のリニアな経済から循環型経済(サーキュラーエコノミー)へという掛け声や脱炭素社会の重要性が声高に叫ばれているにも関わらず、解決できている事例は世界的にもほとんどありません。今までは無限に捨てることが可能という前提で、社会の仕組みが成り立ってきたからです。
そこに変化をもたらすことができるのは、デザインの持つ創造的な力。膨大な廃棄物も見方を変えれば、産業を支える重要な資源です。“つくる”ことで産業を支えてきたこれまでのデザインから“すてる”を考え社会や産業を支えていくデザインへ。無理を強いるのではなく、創造的な仕組みやライフスタイルを生み出していく。希望ある未来をつくっていく“すてるデザイン”がここからはじまります。

デザインの力を通じて廃棄物の発生抑制や捨て方自体を根本から変える

全国における産業廃棄物の年間総排出量約3億7,883万トン(平成30年度 実績環境省調べ)、アジア諸国の廃棄物輸入規制の影響や土地面積の狭いため廃棄する場所が限界にきているなど、日本が抱えている課題もあります。
そこでこのプロジェクトでは、デザインの力を通じて廃棄物の発生抑制や捨て方自体を根本から変えるを目指します。産業廃棄物の処理に長く関わり、リサイクル率99%を実現している株式会社ナカダイ。そのコンサルティング部門として独立した株式会社モノファクトリーをハブにしながら、廃棄物の課題と真摯に向き合っている企業と協働しながら前例にとらわれないデザインの持つ創造的な力を活かして新しい価値を創出や課題解決をしていきます。

共創プロジェクト「すてるデザイン」は、プロダクトデザインを専攻の学生の授業のプログラムを中心にしながら、プロダクト、情報デザイン、統合デザインなどの学科横断の有志による取り組み、有識者のレクチャーによる学びの機会の提供、またこの活動や成果を社会に広げ、さらに多くの参加者を募っていくためのイベントの開催などを予定しています。デザインする機会として以下の3フェーズで活動していきます。
プロセス
<Phase1>すてたモノをデザインする:リサイクル&リユースされたマテリアルによるデザイン
<Phase2>すてる前提をデザインする:リサイクルすることを前提とした製品&サービスのデザイン
<Phase3>すてるエコシステムをデザインする:回収する仕組みや循環トータルのデザイン

学生参加のプログラムとして、今年度合計8つの課題プログラムがカリキュラムに組まれており、既に着手しています。デザイン、アートまで含めたクリエイティブな力で、プログラムに取り組みます。

本プロジェクト参加企業5社(五十音順)

伊藤忠リーテイルリンク株式会社
株式会社ナカダイ
ブックオフコーポレーション株式会社
プラス株式会社
他一社
本プロジェクト参加企業5社
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