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2021.05.12

"フラワーロス"母の日カーネーション2万本救出プロジェクト始まる!SNSで広がる「フラワーロス」共感の輪

フラワーライフ振興協議会(東京都千代田区・事務局長:谷川廣城)は、14.4万人のフォロワーを持ち若い世代を中心に支持を集めているインフルエンサーのAyaさん(https://instagram.com/shirakur_a)と協力し、母の日明けに大量に発生する2万本のフラワーロスの解決のために乗り出す「母の日フラワーロス救出プロジェクト」(#savetheflowers_project)のための特設サイトを5月9日(日)オープンします。

プロジェクト実施の背景と経緯

毎年、5月の第2日曜日の母の日に向けて大量に生産された花が、この日に一極集中して大量に販売・流通され、そして消費されます。家庭における花きの消費額は5月の母の日シーズンが年間で最も大きくなり(農林水産省調査(注1))年間生産本数のおよそ1/4がこの日に照準を合わせて生産され一斉に出荷されています。しかし、たった一日にピークが偏って集中するため、様々な場面で負担やひずみが生じています。

「節分」の恵方巻が、翌日大量に廃棄される「フードロス」(食料廃棄)問題と同じく、「母の日」を一日過ぎた途端に、多くの花は在庫となって価値を失い、相場が下落し、大量に余剰となって廃棄される「フラワーロス」が毎年起きています。

さらに、昨年に引き続いて母の日直前に発令された緊急事態宣言により、大型ショッピングセンターや百貨店等の休業要請、相次ぐイベントの中止やキャンセルのため、母の日の大量の需要に応えるために用意された花たちが母の日直前に行き先を失うという状況が、今年も発生しました。

このことを知った株式会社mavie 代表のAyaさんが【#savetheflowers_project 】と銘打ち、自身のSNSにて呼びかけを行ない5月6日(木)に24時間限定臨時サイトを開設した結果、若い世代のインフルエンサーの方々を中心に共感の輪が拡がり、わずか一日ながら予定数を完売。

アクセス総数20万件合計2万896本を救出することが出来ました。
(第一弾 母の日フラワーロス救出プロジェクト)​
プロジェクト第一弾の発送準備風景

プロジェクト第一弾の発送準備風景

加えて今年は、昨年のコロナショックの影響による作付け減、天候の影響により母の日シーズンより早く開花し出荷ピークがずれた事、輸入量減といった背景から、母の日需要に対し供給量が少ない状況であったため、前半は堅調な値動きだったものの、緊急事態宣言の延長のため首都圏での店舗の営業やイベントの実施が難しいことを受けて、母の日直前となる最終競りでは買い控えが起こり、多くの花が市場で滞留しています。

当プロジェクトは、5月7日、第一弾の発送作業のために市場へ出かけたAyaさんが、競りにかけられたものの行き先の決まらないまま大量に留め置かれている花を目にしたことをきっかけとして「母の日フラワーロス救出プロジェクト」(#savetheflowers_project ) の第二弾として急遽企画されました。

首都圏に多くの取引先をもつ花市場に残された行き場のない花たちを救うため、フラワーライフ振興協議会は、Ayaさんと協力して第二弾母の日フラワーロス救出プロジェクトを実施し二万本のフラワーロスの救出を目指します。
行き先を失った花を運ぶAyaさん

行き先を失った花を運ぶAyaさん

「第二弾母の日フラワーロス救出プロジェクト」概要

販売開始:2021年5月9日(日)
特設サイトURL:https://japanflower.stores.jp
販売価格:3,900円(税込)(送料別)
販売商品
①  カーネーション(赤)30本+〈おまけ10本*〉→合計40本
②  バラ(mix)20本+〈おまけ10本*〉→合計30本
③  ガーベラ(mix)40本+〈*おまけ10本*〉→合計50本
①カーネーション(イメージ)

①カーネーション(イメージ)

※〈おまけ10本*〉:訳あり色お任せカーネーション10本を全てのご注文に同梱致します。少し短い、少し曲がっているなどの理由で「規格外」となる花を特別に買い取りました。品質には問題なく生産者支援となります。

※できる限り多くのフラワーロスを救出し迅速な発送を可能にする為、箱入り簡易包装にてお届けいたします。
※ラッピングは +1,000円にて承ります。
※お日にちのご指定、メッセージ添付など個別の対応はお受け致しかねます。
②バラ(イメージ)

②バラ(イメージ)

インタビュー

フラワーライフ振興協議会:今回はフラワーロスの救出に名乗りを上げていただきありがとうございます!
Aya:昨年度は、表参道と新宿伊勢丹で開催したMAVIMOONの二度のポップアップに、フラワーライフ振興協議会さんのご協賛をいただきありがとうございます。ロスフラワーを会場の装花と来場者の方々へのノベルティとして活用させていただきました。その時、私が思う以上のポジティブなご共感をたくさん頂戴しました。花の力ってすごいなと感じる経験でした。何か恩返しができたらなと思っていたので嬉しいです。
「フラワーロス」の問題をSNSを使って広く呼びかけたのは今回が初めてでした。

協議会:先日のフラワーロス救出プロジェクト第一弾では一日限定の特設サイトで2万本超が完売しました。とりわけプロジェクト開始1時間で600件の注文は、6秒に1件のペースとなります。これほど多くの反響をいただけた理由は何だと思われますか?

Aya:フォロワーの方々が私の想いに共感してくださって、投稿をたくさんシェアしてくださった事が大きかったと思うので、本当に感謝しています。また、生産者の方、消費者の方、事業者の方、携わってくださる方全てが「Win-Win」になるような活動でしたから、これだけの共感を生む事ができたのかもしれないです。自分の買い物がエシカルな事に繋がれば、嬉しいですよね。

協議会:今回、発送のため出荷梱包の作業をしてみてどうでしたか?
第一弾梱包発送準備風景

第一弾梱包発送準備風景

協議会:体験して初めて見えて来る事も多いですね。
日本花き振興協議会では、今月いっぱいを「母の月」として、母の日一日のみに限らず、感謝を伝える事を提案したりしています。フラワーライフ振興協議会では、今回のような取り組みや発信を通して、花の極端な消費流通のあり方を見直したり、フラワーロスという社会課題を多くの方に知っていただくことで、廃棄される花のない世界を目指し、その持続可能な解決を願って活動をしています。他にはどんな事を学ばれましたか?

Aya:生産者の方々は需給バランスの乱れに応じた価格の乱高下に振り回されてしまって、安定的な収入の確保が難しく、持続可能な生産と経営が困難となるなど様々な課題を抱えていて、特に昨年のコロナショック以降厳しい窮状に陥っている事を知りました。例えば、市場での価格が下落すると、輸送費や梱包にかかる人件費で採算割れしてしまうため、農家さんは出荷したくてもすることが出来ない。「生産調整」という名前で、自ら大切に育てた花を廃棄せざるを得ないと知ってとてもショックを受けました。
それから、流通量が減ることで出荷のタイミングを逃して咲きすぎてしまったり、茎が曲がっていたり、葉の枚数が規定より多かったり。それらは「規格外」として出荷前に廃棄されてしまうというお話にも驚きました。

協議会:はい。これも「フラワーロス」の一つで、生産本数全体の15%〜20%にも及ぶとされています。
③ガーベラ(イメージ)

③ガーベラ(イメージ)

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