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"神保町をフェアトレードの発信地に" オーガニックセレクトショップLAULE'A(ラウレア)とMeiji Fair Trade Clubが合同で交流会を開催


開発途上国で生産された原料や商品を適正な価格で取引する取り組みであるフェアトレード。
オーガニックセレクトショップ LAULE'A(東京都千代田区、運営:株式会社マルラニ、代表:高橋真希、以下ラウレア)は2021年12月18日(土)、フェアトレードという活動を通して途上国などの貧困、環境問題、児童労働を解決するという目的で発足されたMeiji Fair Trade Club(以下MFTC)と合同で、フェアトレードに関する理解を深め、具体的な取り組みを実践していくための交流会を開催いたしました。




今回の交流会は、MFTCからラウレアにPeople Treeのフェアトレード・チョコレートをご紹介いただいたところから始まりました。

ラウレアの「神保町をエシカルタウンにする」というビジョンと、MFTCの「明治大学をフェアトレード大学にする」というビジョンに共通する部分があり、まずはお互いの活動を理解し合い、かつ今後の協業の方向性を決めるきっかけになるものとして、今回の交流会の開催にいたりました。

Meiji Fair Trade Clubとは


MFTCは「人々が対等に尊重し合える世界の実現」「明治大学をフェアトレード大学にすること」をビジョンに掲げ、明治大学商学部小林尚朗ゼミナール12期から発足した大学公認サークルです。

途上国の貧困、環境問題、児童労働を解決する一つの手段としてフェアトレードを支持し、フェアトレード推進活動を継続かつ拡大化することにより、日本におけるフェアトレードのさらなる普及に寄与しています。※1

フリーペーパーの作成や、オリジナルデザインのフェアトレード・チョコレートを大学のある街に広める「まちチョコ」を通じ、地域を巻き込んで活動しています。その取り組みがテレビに取り上げられることも。


MFTCによるレクチャーで知るフェアトレードの現状


前半はMFTCによるフェアトレードについてのレクチャータイム。

フェアトレードとは、開発途上国の原料や商品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。※2

現在日本でフェアトレードについて正しく認識されている方の割合は32.8%とのことで、初めてその事実を知った参加者からは驚きの声が。

現状を押さえた上で「なぜフェアトレードが必要なのか?」から始まり、「なぜ広まらないか?」という理由の深掘り。
日本と世界のフェアトレード商品の売り上げ比較など、具体的に数字を見ることで理解が深まりました。

特に資本主義の国でフェアトレードが広まらない理由として、「できるだけ安く買うこと」が求められることが挙がりました。今回はコーヒーの価格の事例が取り上げられ、味がそこまで変わらないのであれば安いものを手に取りがちな実情を知りました。

※参考:コーヒーの価格の比較
 フェアトレードでない商品:230円/100g
 フェアトレードの商品  :350円/100g
 (出典:MFTC調査)

また、日本でのフェアトレード認証商品の一人あたりの購入額は、世界的に見て高水準のスウェーデンと比較すると約60倍の開きが。

※参考:フェアトレード認証商品の一人あたりの購入額
 スウェーデン:4,753円
 日本:85円
 (出典:MFTC調査)

この現状では、企業もフェアトレード市場に参入しにくいのではないかと思われます。
しかしフェアトレードの目的は、公正・平等な取引で生産者の生活を守ることです。
値段以上の価値が伝われば、フェアトレード商品を日本でさらに普及させることができるかもしれません。



レクチャータイムには参加者同士で「フェアトレードを広めるために個人でできること、政府・企業にしてほしいこと」をテーマにディスカッションする時間もあり、さまざまな意見が飛び交いました。

共通の意見としては「まず自分達がフェアトレード商品を使うこと」や「SNSで情報発信すること」が挙がり、自分達でよさを知ってから伝えることが大事だと実感。

その他は初等教育(保育園、小学校など)から伝えること、インフルエンサーに情報発信を委託すること、政府にフェアトレード農家と直接コンタクトが取れる状況を作ってもらうことなど、さまざまな視点からアプローチする意見が出てきました。

後半はラウレアとMFTCでの座談会



後半は、MFTC此山(このやま)様、平山様、小野様と、ラウレア店長 上田とマネージャー 花田を交えての座談会を実施。

お互いの理解をより深めながら、フェアトレードの取り組みについて活発な議論がなされました。
特にラウレアがフェアトレードの商品を置くきっかけになった「まちチョコ」の取り組みを通じて、MFTCの皆さまの社会貢献に対する熱い思いを感じました。

まちチョコはパッケージデザインを一般公募し、大学周辺の店舗に商品を置いていただけるよう働きかけた末、情熱が形となった一つの好事例です。


また、逆にMFTCから質問をいただき、店長 上田とマネージャー 花田が回答。

「お金を支払うことは、提供された価値に対しての「ありがとう」。役に立っているからこそ対価でお金が払われ売り上げになっている。取り扱う事業は人の役に立つようなことでありたい。(花田)」

「ひとりひとりが幸せになったら世界全体が幸せになる。最初から「皆さんのために」と思っていたわけではない。一生懸命仕事に取り組むうちに、自分の目標と世の中の役に立つことと仕事が、すべてつながっていることに気づいた。(上田)」

これから社会にはばたく学生の皆さまの活躍を期待し、ラウレアを運営するにあたり大事にしている価値観を共有させていただきました。

最後に、オーナーの高橋よりMFTCの皆さまへ「社会に出ても今のようにビジョンを掲げながら、自分でいろいろな企画をしていってほしい。ラウレアはずっとあるので、今後も何かしらつながりを持てるとうれしい」と挨拶し、濃厚な1時間半の交流会を締めくくりました。

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