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遺児大学生が、遺児小中学生にオンラインで学習支援 コロナ禍で深刻化する遺児の学力格差の解消を

「後輩遺児に学びのバトンを繋げたい!」3/5(土)に都内で報告会を開催します


遺児を支援する一般財団法人あしなが育英会(本部 東京都千代田区、会長 玉井義臣)は、コロナ禍での新たな取り組みとして、奨学金を受けている遺児大学生が遺児小中学生にオンラインで継続的に学習支援を行う「ラーニングサポートプログラム」(以下、LSP)を2020年10月からスタートしました。これまでに遺児小中学生約60人が参加し、週1回の個別学習支援の回数は計1700セッションに達しました。
3月5日(土)に都内で、LSPに参加した大学生が成果や課題について発表する報告会を、翌6日(日)にLSPに参加した小中学生とその保護者、大学生が参加する修了式を開催します。

atama+を用いて学習支援を行う様子。大学生が中心になって遺児小中学生の学習を週1回サポートしている

atama+を用いて学習支援を行う様子。大学生が中心になって遺児小中学生の学習を週1回サポートしている


コロナ禍で深刻化する遺児の学力格差の解消を
家庭の経済状況を背景にした子どもの学力や生きる力の格差は顕著で、高校入学前には大きな不利が生じています。さらに遺児家庭においてはロールモデルや、情報の不足が進路選択に与える影響も大きくなります。そこであしなが育英会は、遺児らが抱える奨学金だけでは埋められない問題を根本的に解決するため、自身も奨学金を受けている大学生が伴走者になり、継続的に学習支援を行うLSPを、コロナ禍の2020年10月に開始しました。

学力格差が大きくなる小学4年生以上の遺児小中学生と、ボランティアの大学生が1対1でペアを組み、毎週1回1時間の学習支援をオンラインで続けてきました。これまでに実施した学習支援は1,700回を超え、現在は北海道から九州まで全国各地の小中学生と大学生合わせて約120人が参加し学習や交流を行っています。昨年行ったアンケートでは参加している小中学生の8割が学習支援の時間を楽しみにしていると回答。情熱ある先輩大学生の取組みを通して信頼関係が生まれ、子どもたちに前向きな変化が生まれています。


あしなが育英会の新たな挑戦 LSPの成果を報告
3月5日(土)に、東京に学習支援を担当する大学生が全国から集まり、これまでの取組みを通して見えてきた課題や成果を共有する報告会を開催します。また、翌6日(日)には参加者の小中学生らもオンラインで接続しプログラムの修了式を行います。コロナ禍でより広がった教育格差を埋めるために始まったLSP。先輩から後輩に「学びのバトン」を繋げる新しい挑戦の成果をお伝えする報告会と、1年間を締めくくる修了式をぜひともご取材下さい。
大学生は単に勉強を教えるだけでなく、同じような境遇であっても大学で学ぶ「ロールモデル」としての役割も果たしている

大学生は単に勉強を教えるだけでなく、同じような境遇であっても大学で学ぶ「ロールモデル」としての役割も果たしている

LSP学習支援報告会・修了式
・日時 報告会:2022年3月5日(土)13時30分~15時30分  修了式:2022年3月6日(日)11時~12時
・会場 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟416号室(東京都渋谷区代々木神園町3−1)
・報告会の内容 21年度のプログラムにボランティアとして関わった大学生による成果報告
・修了式の内容 21年度のプログラムに参加した小中学生や大学生の感想共有他
・新型コロナウィルスの感染拡大状況によってはオンラインでの実施に変更する可能性があります


LSPについて
・名称  ラーニングサポートプログラム
・開始 2020年10月
・対象 親を亡くした、または親に障がいがある小学4年生から中学3年生までの子ども
・学習支援者 あしなが奨学金を受ける大学奨学生を中心としたボランティアの大学生
・実績 2022年1月までに小中学生約60人が参加。週1回1時間の学習支援を1,700回以上実施
・内容 大学生と小中学生が1対1のペアを組み週1回1時間オンラインで学習サポートを行う


教育業界企業のサポートで効果的な学習支援を可能に
オンラインで行う学習支援の効果を高め、大きなインパクトを生み出すために、プログラムの趣旨に賛同いただいた以下のご企業にプロボノで無償協力していただいています。



atama plus株式会社さま
大学生は単に勉強を教えるだけでなく、同じような境遇であっても大学で学ぶ「ロールモデル」としての役割も果たしている
『分かる』『できる』という驚きを学ぶ楽しみにつなげるために
・学習を個別最適化するAI教材「atama+」を提供
・「atama+」活用に向けた職員・大学生向け研修を実施


株式会社やる気スイッチグループさま
大学生は単に勉強を教えるだけでなく、同じような境遇であっても大学で学ぶ「ロールモデル」としての役割も果たしている
自分で自分の人生をデザインする力を養うために
・個別指導塾「スクールIE」講師向けe-learningを提供
・個性診断テスト「ETS」を生徒及び講師に提供
・職員向け個別指導管理者研修の実施



一般財団法人あしなが育英会
病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、障がいなどで親が十分に働けない家庭の子どもたちを、奨学金、教育支援、心のケアで支える民間非営利団体です。
本部 〒102-8639 東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館4階 TEL 03-3221-0888
URL https://www.ashinaga.org/
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