アスクルは2016年に「2030年 CO2ゼロチャレンジ」を宣言し、気候変動や脱炭素の目標達成に向けて取り組みを進めています。2020年には、使用済みプラスチック製品(クリアーホルダー)を回収し、マテリアルリサイクルによる再製品化を行うことで資源循環バリューチェーンを構築しCO2排出量の削減を目指す取り組みが環境省による「令和2年度 脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」に選定されました。こうした環境に対する具体的な取り組みを広げていく中で、商品開発担当者のアイデアから生まれたのが、アスクルカタログを再資源化する本プロジェクトです。
アスクルカタログが新しく発刊される度、旧号のアスクルカタログは国内外で資源として活用されていたものの、その先を辿り具体的な活用事例を把握することは困難でした。しかし、アスクルカタログそのものは、表紙の加工やプラスチックの部材などがなく、リサイクルがしやすい環境省リサイクル適正Aランク認定ということから、SDGsの目標にある「つくる責任 つかう責任」にあるようにアスクルカタログの「その先」についても責任を持ち、原材料に戻し再び商品化にできないかと考え、国内での企業間連携を模索。製造プロセスを担う、古紙回収・古紙パルプ製造・抄紙・製袋/加工のプロセスにおけるサプライチェーンが賛同し、2021年2月に協業が実現、「Come bag」第一弾が発売となりました。そして今回、お客様の要望をもとに第二弾「平紐・横長タイプ」を開発し、「Come bag」シリーズがパワーアップ。アスクルは、この活動を通じてお客様と一緒に資源循環への取り組みを推進していきます。
アスクルは今後も「エシカルeコマース」を目指し、循環型社会の実現・形成に向けた取り組みを積極的に推進し、サステナブルな社会の実現に向けて着実に取り組んでまいります。
【関連プレスリリース】
●2021年2月22日
アスクルカタログが生まれ変わった紙袋「Come bag」登場!
https://pdf.irpocket.com/C0032/ng2K/PPaT/buDP.pdf
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