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WWFジャパン 日本初の2025年に向けた共同コミットメント!プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025を発足!

キリン、サントリー、資生堂、日本航空、日本コカ・コーラ、日本水産、ネスレ日本、ユニ・チャーム、ユニリーバ・ジャパン、ライオンが大量生産・大量消費・大量廃棄の社会のありかたを見直す持続可能なサーキュラー・エコノミーの社会実装と、プラスチック諸問題の解決とを図る!


公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(東京都港区、会長:末吉竹二郎、以下WWFジャパン)は、問題解決にインパクトを有する企業に呼びかけ、2025年をマイルストーンにした容器包装/使い捨てプラスチックに関する5つのコミットメントをかかげ、持続可能なサーキュラー・エコノミーのアプローチでプラスチック諸問題の解決をめざす枠組み「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025」を2月22日に発足させ、その発表会を実施しました。

▽背景
 大量生産・大量消費・大量廃棄がもたらすプラスチック汚染や気候変動問題の解決のためには、社会のあり方そのものを根本的に見直すことが欠かせません。その鍵として、いま「サーキュラー・エコノミー」が注目を集めています。4月1日に施行となる「プラスチック資源循環法」もサーキュラー・エコノミーへの移行を目指しています。そして「持続可能なサーキュラー・エコノミー」とは、新たな資源の投入や廃棄をできるだけゼロに近づけるようデザインし、さらに回収・リユース・リサイクルの推進等によって、限りある資源を循環させながら可能な限り永く使い続け、廃棄物もゼロにしていくというシステム転換を、地球の限界の範囲内で行う社会経済のしくみです。
 WWFジャパンは、SDGs14ターゲット1「2025年までに、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。」を視野に入れ、また国際的にも、2025年を目標年にした「ニュープラスチックエコノミー・グローバルコミットメント」に、各国政府や世界のプラスチック容器包装生産量の2割を占める250社以上の企業が参加していることも踏まえ、2025年を重要なマイルストーンに据えた意欲的な枠組み「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025」を立ち上げ、問題解決にインパクトを有する企業に参画を呼びかけました。


▽参画企業

キリンホールディングス株式会社、サントリーホールディングス株式会社、株式会社資生堂、日本航空株式会社、日本コカ・コーラ株式会社、日本水産株式会社、ネスレ日本株式会社、ユニ・チャーム株式会社、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス合同会社、ライオン株式会社の計10社がこれに応えて、「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ 2025」を通し、容器包装/使い捨てプラスチックに関する2025年のコミットメントを表明、意気込みや取り組みを発表しました。

「持続可能なサーキュラー・エコノミー」による解決アプローチ


これまでの一方通行の経済に対し、製品やサービスを設計する段階から、新たな資源の投入や廃棄をできるだけゼロに近づけるようデザインした上で、回収・リユース・リサイクルの推進等によって、限りある資源を永く循環させながら使い続け、廃棄物をゼロに近づけていく社会経済のしくみがサーキュラー・エコノミーです。これを確実に推進するためには、明確な優先順位づけが必要です。

①   リデュース(発生抑制)
②   リユース(再使用)
③   リサイクル(再生利用)
④   熱回収
⑤   焼却・埋め立て
上記の、5つの優先順位に沿い、併せて再生可能エネルギーを活用することで、大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とせずに、
地球の限界の範囲内での持続可能なサーキュラー・エコノミーへの
転換が図れるのです。

WWF ジャパンが企業に呼びかける「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ 2025」

WWF ジャパンは、2025 年をマイルストーンとした意欲的な枠組み「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025」を、本日、日本で立ち上げ、問題解決にインパクトを有する企業に5つのコミットメント(社会への公約)を呼びかけます。参画企業は、2025 年までに、容器包装/使い捨てプラスチックにつき、以下の取り組みを行なうことを約束しています。
✓ 問題のあるもの、および、必ずしも必要のないものの使用を取り止める。代替素材への切り替えの際は、その持続可能性を十分考慮する
✓ 可能な限り、リユース (他の素材のリユースを含む) へと切り替える
✓ 可能な限り、リユース、リサイクル可能なデザインとする
✓ リサイクル素材の意欲的な使用目標を設定する
✓ リユース、リサイクル率を向上させるためにステークホルダーと協力する

発表会の概要


発表会では、WWFジャパン 事務局長 東梅貞義より主催挨拶、WWFジャパン プラスチック政策マネージャー 三沢行弘より「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025」の発足の意図や背景についてお話し、また、今回の発表会に登壇いただいたサントリーホールディングス株式会社 執行役員 藤原正明様、日本航空株式会社 常務執行役員 植田英嗣様、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス合同会社 ジェネラルカウンセル 北島敬之様より、コミットメントに際しての意気込みや自社の展望を紹介し、さらに、「2025年の世界に向けて」をテーマに三沢と各企業の代表によるパネルディスカッションを実施しました。

WWFジャパン登壇者のご紹介

WWFジャパン 事務局長 東梅貞義
1992 年WWFジャパンに入局。2011年より自然保護室長、また2019年からはシニアダイレクターとして、森林、海洋水産、気候・エネルギー、国内、野生生物の分野の環境保全活動を統括。2017 年にWWFアジア太平洋地域のWWF地域代表に選出。2020年7月より現職。


WWFジャパン プラスチック政策マネージャー 三沢行弘
「2030年までに世界で自然界へのプラスチックの流入を無くす」というWWFのビジョン実現に向け、新たな国際枠組みの発足を推進。あわせて政策決定者や企業関係者に働きかけ、プラスチックの大幅削減を前提としたサーキュラー・エコノミーへの転換に向けて取り組む。
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