ソトコト広報室
【Oita AI Challenge 2022受賞企業】 災害時の活用が期待される「ジェスチャーAI」。先端技術の実用化を目指すAPCの想いとは。
2022.05.23
NEWS
2022.03.13
高校と地域の協働が生徒の資質能力の向上と人口減少の緩和に効果
・高校存続群においては、高校生世代(15-17歳人口)の減少が緩やかである傾向が、前回の調査に続いて確認された。 ・今回実施した調査では高校存続群のうち、地方創生の観点から高校の魅力化に取り組んでいる高校(市町村)として「地域みらい留学」参加校を抽出。これを「地域みらい留学校群」として、高校存続群全体との人口動態の比較を行ったところ、地域みらい留学校群では、2015年から2020年にかけての高校生世代減少率が高校存続群全体に比べて緩やかだった。
・15歳未満人口においても、2015年から2020年にかけての減少率は、高校存続群全体よりも地域みらい留学校群において緩和されている傾向がみられた。
|
・島根県の3年間の結果の推移をみると、「高校魅力化評価システム」の核となる4つの項目(学習活動、学習環境、生徒の能力認識、生徒の行動実績)について、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた項目以外、いずれも堅調に上昇傾向となった。 |
・インプット指標である「学習活動」や「学びの土壌」が豊かな学校ほど、アウトプット指標である生徒の資質・能力(「生徒の能力認識」及び「生徒の行動実績」)を高めるという関係性がみられた。 ・「学習活動」や「学びの土壌」の豊かさが高まるほど、生徒の資質・能力も高まるという分析結果も得られた。
|
・「学びの土壌」を豊かにするために有効な要素を分析したところ、地域との協働体制(コンソーシアム)を構築している学校や、教員以外のスタッフ(コーディネーター等)を配置している学校では、そうでない学校と比べ、学びの土壌が豊かである(生徒の学びの土壌に対する評価が良い)という結果が得られた。 ・地域との協働体制は構築するだけではなく、それを適切に機能させるマネジメント的役割を担うコーディネーターが配置されていることが重要であるとの示唆も得られた。
|