国際NGOプラン・インターナショナル(所在地:東京都世田谷区 理事長:池上清子 以下、プラン)は、「性別にとらわれず自由に生きるために~日本の高校生のジェンダー・ステレオタイプ意識調査~ 」を発表しました。
「社会に浸透している性別に関する固定観念や思い込み、イメージ」と定義されているジェンダー・ステレオタイプは、女性の活躍推進やジェンダー不平等の是正といった社会的な課題の解決の妨げとなっていると言われています。
2021年9月にUKのプランが実施した調査によると、68%の女の子が 「ジェンダー・ステレオタイプが女の子と女性の可能性を狭めている」と回答し、UKにおいてもジェンダー・ステレオタイプが依然として人々の意識に存在し、目指すキャリアからスポーツまで、人生のあらゆる側面に影響を与えていることが明らかになりました。
UKに続く調査として、日本のプランも、日本の若い世代がもつジェンダーのイメージやステレオタイプについて、また、その影響や経験を明らかにすることを目的に、日本の高校生 (15 ~ 18 歳)を対象としたアンケート調査を実施しました。
調査タイトル:「日本の高校生のジェンダー・ステレオタイプ意識調査」
報告書URL:
https://www.plan-international.jp/news/info/pdf/0415_Gender_stereotype_report_Final.pdf
【調査概要】
調査期間: 2022 年1月25 日~ 31日
調査方法: 株式会社ネオマーケティングの協力を得てインターネットによるアンケートを実施
調査対象: 全国の高校生:15 ~18 歳 2000 人。すべてのジェンダー(女の子、男の子、男女以外の多様な性自認の子ども)を含む
【調査サマリー】
● すでに固定化されたジェンダーのイメージ、ステレオタイプをもっている