今、ウクライナではまさにそうした事態が起こっています。子どもだけではなく、彼らの家、学校、病院、保健施設など、子どもの生存に関わるすべての施設も含め、攻撃を受けているのです。アフガニスタンのカンダハールの病院では、泣くこともできないほど衰弱した乳児に出会いました。ある母親は、自分と5人の子どもはパンと水だけで生き延びていると言いました。イエメン、エチオピア、南スーダン、ナイジェリアの子どもが直面している状況も同様に悲惨です。しかし、こうした国における危機の多くは、深刻な資金不足が続いています。
この2年間は非常に厳しいものでした。しかし同時に、世界に協力、連携、協調をもたらしました。私たちは、この勢いを利用して、すべての子どもたちのために前進し、子どもとすべての人のために、SDGsの達成を支援しなければなりません。
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■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。
https://www.unicef.or.jp/
※ ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。
https://www.unicef.or.jp/