受賞デザイン
この度、私たち環境大善が製造・販売する消臭液「きえ〜る」のパッケージデザインが「第101回 ニューヨークADC賞 」において入賞いたしました。
ニューヨークADC賞は、1921年に広告美術団体「アート・ディレクターズ・クラブ(ADC)」によって設立され、今年で第101回目を迎えた世界で最も歴史のある広告デザインの国際賞です。
今年は54カ国から10,565作品のエントリーがあり、95の金賞、114の銀賞、172の銅賞、381のメリット賞が選出され、2022年5月18日にニューヨークで贈賞式が開催されました。
今回の賞では私たちの3点の作品が賞のノミネートであるショートリストに残り、その内1点パッケージデザインがメリット賞を受賞いたしました。
「きえ〜る」は、環境微生物群(乳酸菌等)を発酵・培養した「善玉活性水」から生まれた天然成分 100%のバイオ消臭液です。特に、アンモニア臭や腐敗の臭いに効果が あります。
また、機能面もさることながら、サステナブルな製法で作られた唯一無二の消臭液であり、きえ〜るを使うことで消費者も環境改善に寄与する事ができるという社会課題解決型の他にはない商品となっております。
全世界から作品が集まる栄誉ある国際賞で、弊社の企業ブランディングやグラフィックデザインが評価されとても光栄に感じております。
作品は以下のとおりです。
【メリット賞】
■イラストレーション部門:天然成分100%の消臭液「きえ〜る」のパッケージデザイン
(イラストに対するアートディレクションを評価する部門)
【ショートリスト】
■ブランド/コミュニケーション デザイン部門:環境大善ブランドロゴ
(ブランドロゴやアプリケーションなど、ブランドのコミュニケーションツール等を評価する部門)
■モーショングラフィック部門:環境大善ブランドムービー
(モーショングラフィックのアートディレクションを評価する部門)
環境大善 ロゴ コンセプトムービー
受賞コメント
環境大善株式会社 代表取締役社長 窪之内誠
パッケージデザインを提案いただいた時の驚きと納得感を今でも覚えています。
2018年4月からスタートしたリブランディング。CI・VIを一新する過程で鎌田さん、小川さんが生み出したデザインやイラストをベースに、環境大善の「世界観」をパッケージデザイン上で表現してくださいました。パッケージデザインをご提案いただいた際にCI・VI・パッケージデザインに「こういう繋がりがあったのか」と驚愕したのを思い出します。パッケージデザインを中心に、アプリケーションの展開やボトル素材、ラベル用紙などの環境対応品の選定も含め、様々な部分で「環境大善らしさ」を体現してくれたと感じています。
あるお客様から「日々の生活の中で脇役であり、ある意味目立たない方が良い消臭液や園芸資材がインテリアの一部になりました」と嬉しいお声をいただきました。我々環境大善は、国際的なコンテストであるNY ADCでご評価いただいたことを誇りに、コーポレートスローガンである「地球の健康を見つめる」為に努力し続けたいと考えています。
環境大善クリエイティブチーム
鎌田順也氏(アートディレクター・クリエイティブコンサルタント)
パッケージデザインのキーポイントは「親しみやすさ」と「清潔感」、そして部屋のインテリアとして耐えうる「美しさ」を担保するという、相反するものを兼ね備えなければならない点です。イラストのディレクションにあたっては、透明感がありながらウィットなユーモアが内在するように務めました。イラストレーターの小川さんが見事に難題をクリアしてくれました。イラストはモノクロで仕上げていただき、カラーは全体のバランスを見ながらこちらで着彩。色数を絞ることで、かえって色彩が豊かに感じるような配色を行いました。
ボトルはスローガンである「地球の健康を見つめる」を体現するものとして、バイオマスボトルを採用するなど様々な観点から対応を行っています。特にSシリーズのボトルは、シュリンクをはがすと上質感のあるシンプルなボトルが現れ、詰替えボトルとして二次使用できる設計となっています。世界中からデザインが集まるNY ADCで評価いただけたことを大変光栄に思います。