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MSCジャパン 6月8日「世界海洋デー」に向け、Z世代の食のサステナビリティに関する意識調査を発表

2022.05.28

Z世代にとってSDGsは身近で当然! 72.9%がSDGsの17の目標のいずれかに関心を持っている目標14「海の豊かさを守ろう」への関心は一定数あるものの半数以上が過剰漁獲等による水産資源減少の危機を認識していない

認証制度と水産エコラベルを通じて、持続可能で適切に管理された漁業の普及に努める国際的な非営利団体MSC(海洋管理協議会)の日本事務所であるMSCジャパンは、世界全体で海にまつわる問題について考える6月8日の「世界海洋デー」に先駆け、未来を担うZ世代(1997年~2012年生まれ)1000名を対象に、食のサステナビリティに関する意識調査を行いました。

2015年9月の国連サミットで採択された「SDGs(Sustainable Development Goals/(持続可能な開発目標)」は、世界中で積極的な啓発活動や教育が進められ、また企業から個人レベルに至るまで、その考え方は社会に広く浸透しつつあります。Z世代は学校での学びなどを通じて、SDGsをより身近に感じてきた世代であり、総じてこのテーマへの意識・関心は高いことが、本調査結果から伺えました。さらに「食のサステナビリティ」というテーマに絞ってみても、やはり関心は高く、大きな課題意識と課題解決のためのポジティブな考え方を持っていることも明らかになりました。一方で、「食」の中でもMSCのミッションに大きく関わる水産資源や魚介類にまつわるサステナビリティについては、未だ課題意識や現状についての認識が低く、今後さらなる認知・啓発活動を進める必要があることがわかりました。


■調査サマリー
1. Z世代の72.9%がSDGsの17の目標のいずれかに関心をもっている。「海の豊かさを守ろう」は第7位に。

2. 「サステナブル(持続可能)な社会を実現するための取り組みや課題に関心がある」と答えたZ世代のうち、89%が「サステナブルな社会を実現するために、自ら行動したい」と回答。サステナビリティを最も意識するのは「買い物をするとき」(29.5%)。

3. 「多少高くても選びたい食材」は、第1位「安心・安全な食材」(46.9%)に続いて第2位は「環境に配慮した食材」(39.6%)。

4. 食材を選ぶ際に最も意識すること、第1位「野菜・穀類の産地」(26.6%)、第2位「肉の産地」(15.4%)に比べて「魚介類の産地」は4.5%。魚介類の産地への意識は低いことが浮き彫りに。

5. Z世代の半数以上が知らない! 過剰漁獲等による水産資源減少の危機。

6.  過剰漁獲等による海洋生物の半減という問題に対し、41.5%のZ世代が「魚の獲りすぎを減らす」べきと回答。未来に向けて高い課題意識をもつ。

1.72.9%のZ世代がSDGsの17の目標のいずれかに関心をもっている。「海の豊かさを守ろう」は第7位に。

SDGsの17の目標のうち、いずれか一つでも関心があると回答したのは72.9%にのぼり、こうしたテーマを身近に学んできたZ世代では、総じて高い関心があることが伺えます。【図①】
また、具体的に関心をもっている目標を尋ねたところ、MSCのミッションにも大きく関わる「海の豊かさを守ろう」は、7位という結果になりました。【図②】

図①

図②

2.「サステナブル(持続可能な)社会を実現するための取り組みや課題に関心がある」と答えたZ世代のうち、89%が「サステナブルな社会を実現するために、自ら行動したい」と回答。サステナビリティを最も意識するのは「買い物をするとき」(29.5%)。


サステナブル(持続可能な)社会を実現するための取り組みや課題に関心があると答えたZ世代のうち、「あなたはよりサステナブル(持続可能)な社会を実現するために、自ら行動したいと思いますか」との質問に、89.0%が「非常にそう思う」(23.7%)または「そう思う」(65.4%)と回答しました。サステナビリティに対して単に関心が高いだけではなく、自ら行動に移すという意思を持っていることがわかりました。【図③】
また、サステナビリティを最も意識するのは「買い物をするとき」(29.5%)で、「ニュースを見た/聞いたとき」(21.9%)が続きました。【図④】

図③


図④

3. 「多少高くても選びたい食材」は、第1位「安心・安全な食材」(46.9%)に続いて第2位は「環境に配慮した食材」(39.6%)。

多少金額が高くても選びたい食材について、1位の「安心・安全な食材」(46.9%)に続いて、「地球に優しい(環境に配慮した)食材」(39.6%)が選ばれました。食材選びにおいて何を重視するかという点で、Z世代では環境に配慮した食材であるかどうかも重要な指標のひとつとなっていることがわかりました。また、4位には「サステナビリティに配慮した認証マーク・ラベルのついた食材」、5位には「生産者の理念や思いに共感が持てる食材」など、いずれも食材が手元に届くまでの様々なプロセスに関心を寄せており、全体的に食のサステナビリティへの意識の高さがうかがえました。【図⑤】

図⑤
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