クックパッドマートはこれまで、2022年3月に発表した「産直アウトレット*1」をはじめ、さまざまな事情で一般販売されない多くの「訳あり」食材を取り扱ってきました。食品ロス削減意識の高まりや、低価格で食材が手に入れられること、またそれぞれの商品の背景にあるストーリーなどが多くのユーザーに受け入れられ、数々の食材が人気商品となっています。
各地の生産者や卸など食品流通の上流で在庫過剰になっていたり、廃棄せざるを得ない状況になっている食材を取り扱う中で、桃の収穫量が全国の32%を占め、昨年度3万4,600トンを収穫している山梨県では、出荷基準に満たないために廃棄されている規格外の桃や、人手不足が要因で未収穫のまま熟してしまい活用されていない桃が大量にあることがわかりました*2。
そこで今回、山梨県の生産者や市場の仲卸、加工事業者をつなげ、クックパッドマート独自の流通網を活用することで、食べられるはずの桃の廃棄を減らし、低価格でクックパッドマートユーザーに旬の桃を届ける施策の実施に至りました。
*1:生鮮食品EC「クックパッドマート」、一般販売されない食材を低価格で生活者に届ける新プロジェクト「産直アウトレット」を開始(2022年3月9日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000220.000027849.html
*2:農林水産省「令和3年産 もも、すももの結果樹面積、収穫量 及び出荷量」(2022年1月 25 日)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kazyu/attach/pdf/index-1.pdf