本プロジェクトは、「防災に強い賃貸住宅」を目指す大東建託と、キャンプの分野で培った強みを活かし、住宅や広場に「野遊び」の要素を取り入れた空間作りを進めるスノーピークが、それぞれの理念や取り組みに共感したことから始動。身近にある「野遊び」から得られる人間力により、防災力が自ずと高まることを目標に、今後両社と共に地域防災や地域創生に取り組むオーナー様(個人・法人・行政)を募集します。そして、2023年度までに、野遊び賃貸の拠点「nonoka(野の家)シェアフィールド」の開発を推進し、防災をテーマに各エリアの地域性に合わせた持続可能なコミュニティーを創出することで、地域と人とが「つながるしくみ」を構築予定です。
当社は本プロジェクトを通じ、日常時の暮らしが非常時の備えになる「フェーズフリー」な防災賃貸住宅の開発と、賃貸住宅がからこそ実現できる「新たな暮らしと街づくり」を進め、住宅供給戸数1位※の企業として、事業活動を通じた社会課題解決への貢献に取り組んでいきます。
※出典:株式会社市場経済研究所「2022年版全国住宅・マンション供給調査企業別ランキング」
「nonoka(野の家)シェアフィールド」とは
防災にもつながる、「野遊び」を取り入れたシェアフィールド「nonoka(野の家)」は、両社の目指すビジョン「防災という概念が野遊びに代わる文化の構築」を実現するために必要な、リアルなコミュニケーションを生み出すコミュニティです。
外と内の境界線をシームレスにした、家にいながら自然が感じられる賃貸住宅を中心に、住民同士のコミュニケーションを育む焚き火ラウンジ、住民以外も利用できるゲストハウス、防災グッズやアウトドアグッズの販売を行うショップの設置、住民に向けた野遊びを通じた防災訓練の提供なども行う予定です。
備えない「野遊び」という防災
自然の中で遊ぶ「野遊び」によって、日頃から自然と触れ合うことは、災害時のとっさの行動力につながります。さらに地歴や地域の言い伝えなどを遊びながら学ぶことで、防災意識が自然と醸成されるなど、野遊びが防災を考えるうえで、とても効果的であると言えます。本プロジェクトでは、これらの要素を活かし、豊かな暮らしの中にある「備えない防災力」として「野遊び」の力を活用していきます。
プロジェクトをともに進める、地域創生・地域防災に関心のあるオーナー様を募集
今回、共にプロジェクトを考え、地域防災・地域創生につながるコミュニティー創りを行うオーナー様、事業パートナー様を募集します。また、本プロジェクトには防災アドバイザーとして国内外での防災教育普及に取り組んでいる、NPO法人プラス・アーツも迎え、nonokaの防災力を高めていく予定です。
今後のロードマップ