順に団体名、活動名称、助成金額は以下の通り。概要は、事務局で編集し記述しております。
① 両向自治公民館(岩手県)
岩手県住田町・特産品料理教室 インストラクター育成講座 93.8万円
概要:震災後に住田町の公民館青年部の農家が中心になり、東京のシェフとともに、食で地域を活性化する活動を実施。地元の畜産物・農産物を使った料理教室を開き、生産者には、「どう料理されて評価されるのか」を知ってもらう。町外の消費者とのつながることで、生産者の生産意識を高め、売上向上を目指す。
② りゅうのひげ会 (新潟県)
伝統野菜で黄菊の畑ひろがる産地づくりを目指す地域活性事業 100万円
概要:伝統食用菊「りゅうのひげ」を栽培復活し地産野菜を活かした地域活性化を行う団体。食用菊の乾燥加工を機械化による廃棄ゼロ、認知と販路獲得のための視察会の開催、都内でのマルシェ開催を行う。
③ 一般社団法人山梨市ふるさと振興機構 (山梨県)
地域文化を支える精神をもった就農者を育成支援する「山梨パラレル農家」制度の実証実験 96万円
概要:県内果樹生産の従事者リクルート・育成や販路開拓、移住支援を行う機構。山梨での新規就農を希望する若手農家を対象に、農業を学ぶイベント、文化ツアー、農業研修を実施。振り返りを経て、地域が一丸となって新規就農者を育てる体制を構築し、募集に繋げる。
④ 大森谷里山保全隊Rijin(兵庫県)
地域の武器を作る「竹原椎茸」販売促進プロジェクト 100万円
概要:地域集落の風景を残すため、農産物の加工販売や伝統野菜の継業をしている団体。耕作放棄地での完全無農薬の原木椎茸栽培し、原木椎茸をその場で焼いて楽しめる椎茸狩りを開園する。また、「竹原椎茸」のブランドを広めるため、この椎茸を使った地域の特産品の開発、デザインを行い、販売までつなげる。
⑤ 虹の花 (高知県)
米粉で感動を!日本の食文化を見直す子ども食堂 96.3万円
概要:多世代コミュニティが集う子ども食堂を展開する団体。米農家の担い手の減少、耕作放棄地の増加を食い止めるため、子どもたちに、米粉を使った麺、お菓子を提供し、米粉の素晴らしさを知ってもらう。稲刈りから脱穀、精米、米粉をつくるまでの体験も提供し、米の消費や食生活の改善を働きかける。
■産直ドミノ基金とは
農業をはじめとする一次産業は、生産従事者の減少や高齢化、耕作放棄地の増加等の厳しい課題を抱えています。そのような中、農林水産業をさらに発展させる担い手の育成や、美味しくて安心な一次産品の生産技術の開発、地域のくらしを支える取り組みなど、未来へのチャレンジは日本の食を支える明るい希望となっています。
「産直ドミノ基金」は、ニッポンの生産者の今と未来を応援することを目的に、社会や環境問題の改善をめざした具体的な活動をしている団体を助成するための基金です。食に携わる企業だからこそ、日本の農林水産業の発展に貢献していきたい。そんな想いのもと設立しました。
■産直ドミノ基金の財源について
『クワトロ・産直ドミノ』をお買い上げいただくと、1枚につき10円を産直ドミノ基金に寄付し、社会や環境問題の改善に取り組む生産者の活動支援に充てさせていただきます。4月から「春のクワトロ・産直ドミノ」、7月から「夏のクワトロ・産直ドミノ」をご提供して参りました。ご好評を頂き、7月末までに累計13,422,750円が集まりました。今回の助成決定した4,861,000円は、この中から支出させていただきました。残った基金につきましては、来季以降の助成に充てる計画です。これからも、美味しいピザを食べて、ニッポンの農業の「今」と「未来」を応援してください!
https://www.dominos.jp/sanchoku/charity