市橋さんに、これからGCFに挑戦する方へのメッセージをお伺いしました。
<ゴールデンラビットビール 代表 市橋さんの声>
―GCFに挑戦をした理由を教えてください
もともと地元奈良の素材を使用したクラフトビールの製造・販売を行っており、ちょうど新ブランドのアップサイクルビール「SOSEINO(ソセイノ)」を立ち上げようと動いていたところでした。開発やパッケージング、広報などにかかる費用を助けていただけるならと手を挙げました。
―集まった寄付金をどのように活用されましたか
パッケージのデザインと、ラベルに使用するアップサイクル紙の開発、広報のためのランディングページの制作が主な使い道です。いずれも自前の資金だけでは難しく、本当に有難く思っています。そのほか、製造にかかわる原材料の調達などにも活用しました。
―GCFに参画をされてよかったですか
本当にやってよかったです!もう感謝しかないです。
今回、嬉しかったことのひとつが、パッケージのラベルに「市章」を入れさせてもらったことです。これを見るとみなさん「お!奈良市のマークが入っている!」と驚かれます。
これは自治体に伴走者となってもらえるGCFならではのメリットだと思っています。シリーズ第一弾に市章が入ったことで、事業者さんたちとの提携にも弾みがつきました。どの自治体もこのような対応になるかはわかりませんが、奈良市さんの柔軟なご対応が本当に有難かったです。
―GCFにこれから挑戦する方へのアドバイスをお願いします
GCFは一般的なクラウドファンディングとは似て非なるものと思った方がいいです。普通のクラウドファンディングでもファンができるなど、お金だけではないメリットがありますが、GCFでは自治体と一緒に走れる。ここが最大のメリットだと思います。
このメリットを活かすかどうかはその方次第。しっかり歯車が合えば強い推進力になると思います。これから参加される方はGCFならではの強みを最大限に活かせるプランを持って挑戦をされるとよいと思います。
市橋さんは、このガバメントクラウドファンディングで開発されたSOSEINOフルーツヴァイツェンを皮切りに、「SOSEINO」をアップサイクルビールのブランドとして、季節のフルーツをアレンジした第2弾、酒造メーカーとタイアップした第3弾と新たな商品作りに取り組まれています。
ガバメントクラウドファンディングで開発されたSOSEINOフルーツヴァイツェンはゴールデンラビットビールホームページ(
https://www.goldenrabbitbeer.com/)などでご購入いただけます。