Webページでコンテンツ変更が発生した場合、Cloudflareは検索エンジンに通知を送り、不要なクロールやエネルギーを排除します。このオプションは、将来的にすべてのCloudflareのユーザーに提供され、検索エンジンにまつわるリソースの浪費を抑制しながら、最新のインデックスを維持できるようになります。
設立以来、Cloudflareのネットワークでは、効率性を最も重視してきました。従来のモデルが、あるアクティビティを世界の反対側にあるデータセンターまで転送するのとは対照的に、Cloudflareの各データセンターは、完全なセキュリティ、パフォーマンス、信頼性を提供し、ロケーションに応じてユーザーにインテリジェントなサービスを提供しています。現在、200以上の都市に広がり、インターネット接続人口の多くが数ミリ秒圏内に存在しているCloudflareのネットワークエッジと包括的なサービスの組み合わせが、最適なスピードとセキュリティを提供しながら、転送にかかるエネルギーをも削減します。Cloudflareは、ネットワークの最適な効率化に繰り返し取り組んでおり、Arm®Neoverse™ベースのプロセッサーをエッジサーバーにデプロイすることで、1ワット当たりのリクエスト数を50%以上改善してきました。現在は、再生可能エネルギーを利用したエッジ・コンピューティングや、サステナビリティの構築と拡張を目的としたサービスにより、効率性をさらに高めています。
Armのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー兼インフラストラクチャLOBのChris Bergey氏は、「この業界は現在、持続可能な方法でクラウド・コンピューティングに対する需要急増に対応できるかどうかの大きな局面に立っています。エネルギー効率は、ArmのDNAの一部であり、Cloudflareが巨大なグローバル ネットワークの全体的な効率性を構築し、それを優先する中で、Neoverseのワットごとのパフォーマンスの利点を活用してくれていることを喜ばしく思います」と述べています。
Green Web Foundationの共同ディレクターを務めるChris Adam氏は、「Cloudflareによる気候変動に関する情報開示とコミットメントは、同社のネットワークをどれだけのトラフィックが通過するかということを考慮すると、とても心強く感じます。すべてのプロバイダーは、自社サービスが環境に与える影響を説明する際に、少なくともこのような透明性を保つべきだと思います。WebサイトのホスティングにCDNを利用するユーザーが増えていますが、グリーンCDNを利用していないために、サイトがグリーン認証されなくなって困惑しているケースがよく見受けられます。ユーザーにとって、持続可能な選択肢が増えたことは喜ばしいことであり、またこれは独立機関によって検証されたものでもあります」と述べています。
Cloudflareのサステナビリティに関する取り組みについては、以下のリソースをご覧ください。
Cloudflareの気候変動に対するコミットメント
https://blog.cloudflare.com/cloudflare-committed-to-building-a-greener-internet/
Cloudflare WorkersのGreen Compute
https://blog.cloudflare.com/announcing-green-compute/
Cloudflareカーボンインパクトレポート
https://blog.cloudflare.com/understand-and-reduce-your-carbon-impact-with-cloudflare/
Cloudflare Pagesによるグリーンホスティング
https://blog.cloudflare.com/green-hosting-with-cloudflare-pages/
エネルギー効率に優れたEdgeサーバーをデプロイし、ワット当たりのパフォーマンスを57%以上向上
https://blog.cloudflare.com/designing-edge-servers-with-arm-cpus/
グリーンなインターネットの構築支援
https://blog.cloudflare.com/helping-build-a-green-internet/