株式会社プリンスホテル(本社:東京都豊島区1-16-15、代表取締役社長:小山 正彦/以下「プリンスホテル」)は、今秋より、ワーケーションを通じて企業のSDGs活動をサポートする「SDGsワーケーションプログラム」を開始いたします。環境保全活動やボランティア等をワーケーションのプログラムとして取り入れることで、「SDGs活動を目的としたワーケーション」という新たな価値の提案を行うと同時に、ワーケーションを通じて「地域」と「企業」をつなぐ役割を果たしてまいります。
プリンスホテルは、昨年「法人向けワーケーション事業」を立ち上げ、企業の課題解決と地域の観光活性を目指し、ワーケーション関連商品の造成やソリューションの提供、ワーケーション施設の拡充等を行ってまいりました。このたび、さまざまなボランティア活動やコミュニティ支援において世界的な先駆者である株式会社セールスフォース・ドットコム(本社:東京都千代田区丸の内2丁目7−2、代表取締役会長兼社長 小出 伸一)と連携し、その知見とテクノロジーを活かしてワーケーションをさらなる地域貢献につなげてまいります。
また、日本が官民連携して進めているワーケーション文化の定着に対し、宿泊場所やサービスの提供に留まらず、ワーケーションの「目的」や「きっかけ」を提案することで、企業のワーケーション制度導入をバックアップする役割を果たしてまいりたいと考えております。
SDGsワーケーションプログラムについて
「SDGsワーケーションプログラム」では、今秋の軽井沢プリンスホテルを皮切りに、プリンスホテルが位置する各地域の課題の解決につながるプログラムを造成し、企業に提案いたします。企業単位やグループ単位でこのプログラムを実施していただくことにより、企業と地域双方にとってより良いワーケーションを実現してまいります。
グリーンで公益性の高いボランティア活動
森を豊かにする間伐ボランティア等のカーボンオフセットにつながるSDGs活動や、地元の農家での作業を通じた地域貢献等、グリーンで公益性の高い活動をプログラムとして提案いたします。
①間伐ボランティア作業を通じて、山を豊かな森にする環境保全プログラム
森を間伐し、「手入れ」することで森林の成長を促し、光合成を促進し、二酸化炭素の吸収量を増加させ、地球温暖化防止につながる森を育てるとともに、災害を防止し、美しく、生態系も豊かな森を創る活動に協力いただきます。
②絶滅の危機に瀕した地産食材の援農ボランティアを行う、地域産業活性プログラム
「いちご生産発祥の地」と言われる小諸市において、絶滅の危機に瀕している長野県第1号品種「御牧いちご」 の復活事業に協力いただきます。
③ワイナリーでのボランティア活動
長野県小諸市の農林課と連携し、働き手が不足している地元の小規模ワイナリーでの農作業に協力いただきます。
SDGs活動の結果を明示化
各活動の終了後に、関係するNPO法人や自治体から発行されたレポートを「SDGs活動貢献レポート」として参加された部署ごと、企業ごとにお渡しいたします。人数や作業時間を集計し、総SDGs活動時間として明示することにより、活動結果を明確にいたします。