製造業のDXから生産ラインの開発・実装までを包括的に支援するコンソーシアム「Team Cross FA(チームクロスエフエー)」の幹事企業である株式会社FAプロダクツ(本社:東京都港区、代表取締役:貴田義和)は、株式会社筑波銀行を引受先とする寄贈サービス付きSDGs私募債「地域の未来応援債」(以下、「SDGs私募債」)を発行したことをお知らせいたします。また、私募債発行手数料の一部を活用して、筑波銀行より一般社団法人あいずへ運営費として寄贈いただきました。
スマートファクトリーと再生可能エネルギーの拡大・普及でSDGsを推進
「SDGs私募債」は、発行額の0.2%相当を筑波銀行が教育機関や地方自治体をはじめとするSDGs関連団体に寄付することで、SDGs達成を支援するものです。
「コネクテッド・インダストリーズを世界へ」を企業理念とし、スマートファクトリー構築支援、スマートエネルギー導入支援を中心とした事業を展開しているFAプロダクツは、「SDGs私募債」を発行し、スマートファクトリーと再生可能エネルギーの拡大・普及に関する取り組みを、さらに強化してまいります。
大量消費・大量生産の時代から消費者ニーズが多様化している時代に変わり、生産活動は必要なときに必要な量を生産する最適生産が求められています。この最適生産の実現を目的に、企業・団体が有する工場を自律的に稼働させるスマートファクトリー構築を支援。無駄を減らすことで環境負荷を低減するとともに、生産活動のコスト削減に寄与しています。
また、国内で消費する電力の約4割を占めると言われる製造業における、再生可能エネルギー活用の拡大・普及を推進。独自のノウハウとネットワークを活用し、自家消費用発電や蓄電システムの導入など、工場全体に関する省エネソリューションを含めたエネルギーマネジメントシステムを提供しています。また、Non-FIT時代の太陽光普及を推進するP2P電力取引を中心としたエネルギーの自律化で、環境配慮型スマートファクトリー構築を推進するとともに、電力を地産地消できる仕組みの構築を目指します。
障がい者サッカー普及活動を継続的に支援
今回、私募債発行手数料の一部を活用して、筑波銀行より一般社団法人あいずへ運営費として寄贈いただきました。あいずは「Derroto Saber 茨城」を運営する団体で、障がい者サッカーの普及活動に取り組んでいます。
FAプロダクツが幹事会社を務めるコンソーシアム「Team Cross FA」は2019年から障がい者サッカーチーム「Derroto Saber 茨城」のオフィシャルスポンサーとして活動を支援しています。Team Cross FAは、今後も障がい者サッカーの普及活動を継続的に支援してまいります。
社債の概要
【発行企業】 株式会社FAプロダクツ
【発行金額】 1億円
【資金使途】 スマートファクトリー事業、スマートエネルギー事業の拡大に伴う運転資金
【期間】 3年間
【総額引受人】 筑波銀行