尼崎市長 稲村 和美様 コメント
今回の協定について大変心強く思っております。尼崎市は、「尼崎市気候非常事態行動宣言」表明に向け、脱炭素社会の実現を市民の皆さんとの共通認識とし、具体的な取組みを進めていきたいと思っております。同宣言では、CO2の削減はもとより、プラスチックごみの削減ということも大きな柱のひとつとしています。
尼崎市では「SDGs」のロゴと「アマガサキ」のロゴを入れたボトルを制作しました。市が主催する環境学習等に参加頂く方にお渡し、マイボトルへの給水を定着させていきたいと思っています。
西宮市長 石井 登志郎様 コメント
マイボトルを持って給水スポットで給水して飲むという文化をこれから作っていくような気持ちでいます。もともと、私が子どもの頃はペットボトルのお水を買うといったことはありませんでした。令和の時代を迎え、プラスチックの海洋流出など我々が如何に環境負荷を抑制していくかということが問われているのだと思います。
西宮市は、環境学習都市宣言をしています。西宮市の子どもたちにも給水スポットを目にすることで環境教育の一助となるよう、この協定が契機になればと思っています。
ウォータースタンド株式会社 代表取締役社長 本多 均 コメント
ウォータースタンド株式会社は、日本国内で年間に生産されている約250億本の使い捨てプラスチックボトルのうち30億本を減らすことをミッションとビジョンに掲げ、マイクロプラスチックによる環境汚染やCO2排出などのプラスチックに起因する社会課題解決に取り組んでおります。これからの未来の世代の子どもたちにより良い地球を残せるよう、お子様をはじめ市民の方が水筒を持ち、お店や学校、駅などで給水頂くことで、使い捨てプラスチックボトルの多くを削減できると思います。西宮市、尼崎市の皆様と一緒に取組を進めて参りたいと思いますので是非ともよろしくお願い致します。
協定の概要
全世界共通かつ喫緊の課題である地球温暖化や海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、両市と互いに連携・協力してマイボトルの普及を促進し、ペットボトル等使い捨てプラスチック製品の使用抑制を図ることにより、プラスチックごみの削減を推進します。
尼崎市におけるマイボトル促進に向けた取り組み
(1)給水スポットの整備について
・尼崎市の公共施設 計17施設において水道直結式のマイボトル対応型給水機を設置し、令和3年6月から給水
スポットを開放するとともに、その後も順次設置を拡げていきます。
・民間施設についても水道直結式のマイボトル対応型給水機設置の取組を広げ、給水スポットの整備を進めます。
給水機設置予定施設
・尼崎市役所 本庁舎 ・尼崎城 ・開明庁舎
・あまらぶアートラボ A-Lab ・中央図書館 ・北図書館
・尼崎市総合文化センター ・あまがさきひと咲きプラザ
・中央北生涯学習プラザ ・立花支所 ・小田南生涯学習プラザ
・大庄北生涯学習プラザ ・武庫西生涯学習プラザ
・園田東生涯学習プラザ ・大高洲庁舎 ・クリーンセンター 第2工場
・資源リサイクルセンター