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誰一人取り残さない全人類の共通目標

2015年9月に国連で採択された「SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)」は、30年までに達成すべき17の目標から成る。環境問題のほか教育やジェンダー、働き方なども包括し、途上国だけが対象ではない。

1.貧困をなくそう ー No Poverty

途上国、先進国関係なく、あらゆる種類の貧困をなくす。

世界中に1日1.9ドル未満で生活している人は1コロナ前には7億人以上だったが、新型コロナウィルス感染症の流行により世界では約8億3600万人まで増えることになった。約10人に1人が極度の貧困に苦しんでいる。
貧困には、生きていくのに必要な最低限のお金がない「絶対的貧困」と、その国の平均水準より低い収入で生活せざるを得ない「相対的貧困」の2種類がある。
気候変動や紛争などでさらなる貧困増加が予想されるなか、 あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つことを目指している。

2. 飢餓をゼロに ー Zero Hunger

食料の安定確保や栄養状態の改善はもちろん、持続可能な農業も推進。

飢餓に苦しむ人は地球上に世界では約8億2160万人、約9人に1人が飢餓状態にある。世界には体重過多の人がいる一方、とくにアジアやアフリカなどの途上国では満足に食べられず、栄養不良から命を落とす子どもや健康に生きられない大人も多い。
飢餓をなくすための食料の安定確保と、栄養状態の改善を達成し、その土地の生態系や気候に配慮した持続可能な農業を推進することが必要。

3.すべての人に健康と福祉を ー Good Health and Well-Being

治療が可能な病気や事故を減らすなど、すべての人に健康的な生活を確保。

すべての人が健康的な生活を送れることを目指す。HIV、 マラリアなど 感染症 根絶のほか、妊娠の安全な分娩、薬物やアルコールの乱用防止、交通事故の死傷者半減、たばこの規制など、予防や治療が可能な病気や事故を減らすことも目標に含まれる。
すべての人々が適切な医療を受けられる環境をつくる、など健康的に生きるためのあらゆる施策が求められる。

4. 質の高い教育をみんなに ー Quality Education

すべての人に質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進。

読み書きができない15歳以上の人は世界に7億人もいると言われている。教育は貧困から抜け出す重要な手段だが、子どもの約5人に1人が学校に通えていない。そのおよそ3分の2が女性。SDGsでは、すべての人が男女の区別なく平等に、自由で質の高い職業教育を受けられる機会を増やすことを目指している。

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