Action_#25 ドライフルーツやナッツ類などは、量り売りで必要な分だけ買う
ドライフルーツやナッツ、豆などの乾物類は比較的日持ちがよく、ものによっては長期保存がきくこともあって、必要以上の袋入りを買うことにもさほどためらいがない。残ったらそのうち使えばいいと思っていても、結局忘れてしまって破棄することも多い。
あらかじめ必要な量がわかれば、適量を購入できる量り売りのコーナーやお店を利用してみよう。そうすれば、無駄に買って余らせて破棄してしまう悪循環を防ぐことができる。
容器持参を推奨する量り売り店も多く、プラスチックやビニールを排除し、フードロスを出さないゼロ・ウェイストな取り組みをしているお店を積極的に利用することはもちろん、そうしたお店を選ぶことも小さなアクションになる。
Action_#26 ビーチクリーンに参加して、海の環境問題を考える
海岸や砂浜の清掃活動「ビーチクリーン」といえば、地域住民や海好きの人が参加する奉仕活動のイメージが強いかもしれない。何か準備しなくてはいけないのかとも思うが、実は参加するのはとても簡単。ほとんどの場合、ゴミ袋やトング等は用意されているので、目的地に着いたら清掃するだけ。(各運営側のサイトなどで事前確認を)
ビーチクリーン活動は海をきれいにするのはもちろん、海洋プラスチックごみを減らすために一人ひとりができるアクション。遠目に広い砂浜を見たときには気づかない小さなゴミもあり、袋いっぱいのゴミを拾って海の環境問題を身近に感じる参加者も多い。
レジャー目的だけで海を楽しむのではなく、気軽に参加できるビーチクリーンで拾ったゴミや漂着物を通して海の状況を知ることから始めてみよう。
Action_#27 ホテルに連泊するときはエコ清掃に積極的に協力する
シワひとつないベッドメイキングに、清掃が行き届いた清潔感のあるホテルの客室はドアを開けた瞬間から気持ちがいいもの。旅や出張などで連泊する場合、外出中にハウスキーパーによってシーツやカバーがリセットされ、タオルの交換やアメニティの補充もなされ、チェックインした日と同じように用意される。
清潔な寝具やタオルはたしかに快適だけれど、交換の頻度が多いほど洗濯も増え、エネルギーと水の無駄づかいに。連泊の際のベッドメイキングや掃除、タオルの交換が不要だと伝えることは水資源の削減につながる。
客室のドアノブサインやプレートでそのメッセージは伝えられるし、掃除不要でお得になる割引プランを用意しているホテルもある。また、使い捨てのものが多いアメニティは廃棄物を増やす原因。自ら持参すれば、それはもう地球に優しい小さなアクションだ。