2025年の大阪・関西万博では、カルティエと連携した「女性のパビリオン」が大きな注目を集めています。ジェンダー平等をテーマに掲げ、空間全体で“物語”を体験できる構成になっているのが特徴です。再利用素材を活かした建築や、個人の記憶を通じて社会課題を浮かび上がらせる演出は、まさにSDGsを「知識」から「体感」へと変えるものだと感じました。
体験を通じて「自分ごと」に変える仕掛け
ソトコトラボとして心を動かされたのは、このパビリオンが「展示を眺める場」ではなく「問いを投げかけられる場」として設計されていることです。ジェンダー平等は統計やスローガンだけでは伝わりません。ひとりの人生、ひとつの物語を通じてこそ、私たちは偏見や不均衡をリアルに感じることができます。
SDGsの進捗が停滞している今、こうした“体験から考える仕掛け”はとても重要です。私たちが発信している「働き方」や「オフィスのあり方」も、同じように体験を通じて未来を描くものにしていきたいと改めて思いました。
バーチャルオフィスとジェンダー平等
ジェンダーの課題を考えるとき、働き方は欠かせません。長時間労働や通勤の負担、画一的な勤務形態は、多様なライフスタイルを持つ人々を排除してしまいます。だからこそ、バーチャルオフィスを活用した柔軟な働き方は、ジェンダー平等の実現に直結する取り組みだと私たちは考えます。
Expoのパビリオンが提示する「空間を超えてつながる物語」と同じように、バーチャルな環境は人と人の距離を埋め、新しい関わり方を可能にします。働くことが制約ではなく選択になったとき、ジェンダーを含むあらゆる格差は小さくできるはずです。
Expoから日常へ
万博は特別な舞台です。しかし、そこで得た気づきを日常に持ち帰り、日々の選択に落とし込むことが本当の意味でのSDGsにつながると私たちは信じています。
Expo 2025で示された「女性のパビリオン」は、単なる展示ではなく、未来社会をどう形づくるかを私たち一人ひとりに問いかけています。ソトコトラボはこの問いを、自分たちの働き方や情報発信に重ねながら、読者のみなさんと共に「持続可能な社会の実験」を続けていきます。

